今週、毎年1月に行っております安全大会を開催いたしました。
各協力業者、メーカー、商社の方々多数参加いただきました。
ありがとうございました。
基調講演は『ヒューマンエラー対策』~災害ゼロを実現するためには~と題し、
MS&ADインターリスク総研(株)の近藤先生に行っていただきました。
労働災害の現状やどんなことが発生源で未然防ぐための手立てや取組についてなど、
分かりやすくお話しいただき大変勉強になりました。
労働災害はおもに現場で働く職人さんや監督さんがメインとなります。
ヒューマンエラー(人的ミス)は物を作っている作業現場のみに起こることではなく、
設計においても安易にとらえて考えが及んでいないことが、完成後、
利用者にとって危険なことや不便さによる不満が起こります。
それを起こさないために深く考え考えます。
何かモヤモヤする部分があれば、それは解決することが潜んでいると
経験上確信しています。
とかく建築の設計は『創造力』が全面に出てきますが、
これをすることによってどんなことが起こるかという『想像力』が、
良い建築を作る上では欠かせない力だと思います。
創造力は、芸術的才能で天性のもですが、
想像力は、教育的指導で誰でも獲得ができるものです。
想像する力とは、相手を思いやることだと思います。
何事も経験が必要ですが、ヒューマンエラーによる事故は
経験したくないですね。
設計/高橋