気密・断熱・湿気対策

実は温度と湿度は体感温度(実際に感じる感覚)に密接に関係しています。


乾燥(湿度が低い)していると涼しく(寒く)感じます。又湿度が高いと暖かく(暑く)感じます。
よって、冬の乾燥している時には加湿をする事で同じ室温でも暖かく感じる事ができます。
夏のジメジメしている時に除湿してあげる事で同じ室温でも涼しく感じる事ができます。

 


しかし加湿、除湿を機械で行うと大変なランニングコストがかかります。
そこで調湿を補助する仕上げ材や、断熱材が必要になると考えました。
また気密、断熱という話になると、外断熱、内断熱という議論になりがちですが、
簡単にまとめると次のようになると思います。

 

[ 外断熱 ]

柱の外側に連続して断熱層を設ける事ができるので、
断熱欠損がおきにくく、高気密住宅にする場合はこの工法になる。
気密検査を行う事で施工のバラツキが少ない。
調湿機能は無く、白ありに対しては断熱材が餌や越冬場所、蟻道になる可能性がある。
防火性能はこの中で一番悪い。
熱で溶けてしまい外壁が欠落する恐れがある。
工期は大工にて行うので長く、価格はこの中では一番高い。

[ 高性能グラスウール ]

内断熱工法で一般的なもの。
施工を行う大工によって施工精度が大きくかわる。
調湿機能、防蟻性能は無い。

[ セルローズファイバー ]

内断熱工法でホウ酸の混ざった紙で出来ているリサイクル商品。
防湿フィルムを張らずに透湿フィルムを張るので、気密性能はほぼ無い。
専門業者にて施工を行うため、施工精度は高く、工期は短い。
防火性能を上げる為に使ったホウ酸で防蟻性能もとても良い。
またホウ酸は自然鉱物なので半永久的な性能を見込める。
調湿機能を得意とする断熱材だが、国の認定を受ける時に透湿フィルムではなく、防湿フィルムで認定を受けている業者がいるので注意が必要。

以上のことから当社ではどの性能も優れているセルローズファイバーをお勧めしています。

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