話のキッカケ

一風変わったお年賀をいただきました。

 

高さ45センチもあります。

これがキッカケで、

 

 

『変わったボトルに入っているね~』

 

『わ~、金粉入ってる』

 

『このボトル何かに使えないかな~?』

 

『このボトル、イタリア製らしいよ~』

 

 

と話に花が咲きます。

 

お酒だけでなく、話題(ネタ)もお年賀で頂いた感じです。

 

 

 

雨宮

 

 

 

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気になる商品

昨日、Joto(城東テクノ(株))の営業の方が

商品の説明に来てくださいました。

 

昨年末、メルマガで気になる商品を見つけたんです!

その商品とは、(↓)45分防火の天井点検口。

 

当社のメイン施工エリアである横浜市で家を建てる場合、

準防火地域である事が多く、防火は切っても切り離せない項目です。

 

準耐火や省令準耐火仕様で建築することが多く、

防火被覆の連続性を確保することが求められるので、

コンセントボックスやダウンライトなど壁や天井に

穴を開けた後の処置が重要です。

 

そんな中で、天井点検口は気になっていた箇所だったので、

求めていたものが形になった商品です。

 

一般的な天井点検口より値段は高く、定価で約2倍の¥18,000

住宅の場合、いくつも付けるものではないので、

良いのでは!? と思っております。

 

 

雨宮

 

 

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1月7日

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

昨日の雪で、帰宅後雪かきとミニ雪だるま作り。

今朝は家の前の坂道が凍って滑り台よろしく、何度もこけてしまいました。

でも普段と違う雪のある景色、ちょっと気分アゲです。

 

 

さて、本日 1月7日、一年の最初の節句である「人日(じんじつ)の節句」

に七草粥を食べることで、邪気を払い万病を除く、

と言い伝えられているということで、本日の朝食は七草粥。

 

できるだけ季節の習わしは取り入れたいですが、

怠け心に鞭打って作るのも辛いので、

作ることに意義がある!自分に余計なプレッシャーを与えないと、

数年前からフリーズドライの七草を愛用しています。

 

  

 

おかゆは炊飯器でタイマーセット。

朝できているおかゆに混ぜるだけ!

とても美味しくいただきました。

 

雨宮

 

 

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最近の楽しみ

今、期間限定で大船の駅構内にピアノが設置されています。

    

 

 

帰宅時に1,2曲聴いて帰るのが最近の楽しみ。

 

私は聴く専門ですが、高校生らしき学生から会社帰りのサラリーマン風の方まで、

いろいろな人が色々なジャンルの曲を弾いています。

皆さんホント上手で楽しそう。

 

私もちょっとピアノの練習しようかなって気になります。

ウン十年ブランクありなので気長に。

 

雨宮

 

 

 

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富士山ビュー

昨日の夕焼けは凄かったです。

 

雨宮

 

 

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お気に入りの景色

事務所の自席からの風景

日が差すと緑がきらきら光ってとても綺麗で、

ちょっと日本離れした感じがして気に入ってます。

疲れた時の息抜きに癒されているのですが、

この写真だと魅力を伝えきれてないのが残念です。

 

雨宮

 

 

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タイシンデアンシン

最近、「耐震等級はいくつですか?」「3ですか?」という住宅性能についての

質問を受けることが増えました。

 

「耐震等級」とネット検索するといろいろ出てきます。

「耐震等級3以外では建てるな」「耐震等級2で大丈夫というのは信じるな」など

過激なものも出てきます・・・・・

 

これでは「数値の高い方が丈夫みたいだから3がいい」となりますね。

そのとおりですが、記事を書いている人がどこまで理解して書いているのかが

とても気になります。

 

まず、建築基準法の耐震基準の概要は以下のとおりです。

①稀に発生する震度5強程度の中規模地震に対しては、損傷しない。(1次設計)

②極めて稀に発生する震度6強程度の大地震に対して、ある程度損傷を

許容するが倒壊しない。(2次設計)

建築基準法の第1条に、「この法律は、最低の基準を定めて・・・」とあるとおり、

損傷はするけど、倒壊せずに最低限人命は守ることを目的にしています。

 

上記①は許容応力度計算(1次設計)のことで、4号建築物(木造2階建て専用

住宅を含む)以外のすべての建築物が対象で、②は1次設計を行ったあとに進む計算で、

大規模、高層建築物などで検証する保有水平耐力計算(2次設計)のことです。

 

当たり前ですが、住宅は木造の他に鉄骨造、RC造、そして集合住宅、

多層階があるので、①の許容応力度計算がベースになります。

 

では、構造計算(許容応力度計算)が免除の木造2階建ての住宅は

どうなるのでしょう?  疑問になりますね。

 

2階建て木造住宅の構造安全性の検討方法は下記の3つです。

 

A・建築基準法の仕様規定

1次設計を行わなくても耐力壁の量の確保、耐力壁の配置バランス、

柱の引き抜きに対応する金物チェックを行います。

(現行は2000年6月から施行の改正新耐震基準)

 

B・品確法の住宅性能表示制度の耐震等級設計(耐震等級2、3、耐風強度3)

住宅性能表示制度とは、住宅にまつわる10の分野での性能を強化したものを

評価するもので、耐震等級はそのうちの1つ構造の安定に関する項目に出てきます。

 

耐震等級とは、Aの仕様規定にプラスして耐力壁の割増し、水平耐力の確保を

行ったものを指します。

耐震等級2は基準法の壁量に対して割増目安1.6~1.8倍(耐震等級1の1.25倍)

耐震等級3は基準法の壁量に対して割増目安2.0倍(耐震等級1の1.5倍)

 

C・許容応力度計算(1次設計)

計画建物の常時作用する荷重と風圧、積雪、地震のように短期に作用する

荷重をもとに、構造耐力上主要な部材に損傷が生じないことを目的にする計算です。

地震力の計算のせん断係数に1.25倍したものが耐震等級2で、

1.5倍したものが耐震等級3となります。

(地震地域係数が1.0以下の地域は1.0で行ったほうがよい)

 

一番多いのがAの仕様規定で、次いでB<Cとなります。

安全性確認の順位は、A<B<Cで、逆転します。(構造に係る費用もこの順)

 

2016年4月に発生した熊本地震の「熊本地震における建築物被害の

原因分析を行う委員会」の報告書を読むと、激震地の益城町(震度7が2回)において、

上記Aの改正新耐震基準のものは、「倒壊率が低く、倒壊・崩壊の防止に有効で

あったと認められている」とあり、被害状況は下の表を見ていただけると

よくわかります。(出典:熊本地震における~委員会報告書より)

その中でも、「住宅性能表示制度(品確法)に基づく耐震等級が3のものには

大きな損傷が見られず、大部分が無被害であった」と書かれていますので、

この部分がこれからは耐震等級3が重要だという印象を与えたのでしょう。

それでも、改正新耐震基準の前と比較すれば、現行のAの仕様規定も大幅に

性能が上がっているのが理解できます。

 

その後の調査で、築年数が若いのに倒壊している建物では、2階と1階の

耐力壁と柱の位置が合っている割合(直下率)が少ない、それと横方向の力を

下階に伝えるための2階床面や屋根桁面の剛性(水平構面)が足りないものが

多かったと判明しました。

 

品確法性能表示の耐震等級3の建物で大部分が無被害だったのは、品確法で

求めている床倍率による水平構面がきちんとできていたからでしょう。

 

さて、それでもBの品確法の耐震等級3は、Cの許容応力度計算の

耐震等級2より耐力的に同等かそれより劣るのです。

 

我々が日常業務で設計している住宅は、許容応力度計算での耐震等級2を最低とし、

品確法の住宅性能表示制度の耐震3と同等以上を基準としています。

 

なぜ許容応力度計算をすべての建物に行っているかというと、

プランニングの自由度と安全性を両立させるためです。

構造設計者と協働で進めて行くのですが、構造材は何にするか、

梁の大きさは・・・、これを成り立たせるためには・・・

などなどキャッチボールをしながらまとめていきます。

(構造骨格もデザインします)

 

それから、しっかりした建物も地盤の状態に大きく影響を受けるので、

地盤調査の結果による適切な地盤補強と基礎の設計も大事です。

いずれにしても、構造計画と計算は必須です。

 

ところで、Bの性能表示制度の認定を取得するには検査機関の審査と

それに関わる費用が発生します。

なので、認定は受けてないけど計画上は耐震等級2,3を「相当」と

いう書き方になります。

 

長々と書きましたが、構造設計の重要性と耐震等級の意味が

お分かりいただけたでしょうか?

 

設計/高橋

 

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BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)

5月末に竣工予定の新築のBELSの申請が終わりました。

 

BELSとは、★の数で家の省エネ性能がわかる認証制度で、

★の数が多いほど省エネ性能が高くなります。(最高★5)

 

笠原で建てる家は、標準でZEH基準相当の★5が取れる仕様になっています。

申請に必要な性能計算は自社で行っているのでよくわかるのですが、

同じ断熱材の仕様でも、サッシの違いで数値が大きく変わってくるんですね。

 

アルミ複層(LowE) ←→ アルミ樹脂複合(LowE)

で UA値(※) 0.1位違ってきます。

 

熱の出入りは、窓が7割ほど占めているので重要ポイントです。

以前、メーカーの体感ショールームでフレームの違いによる室温体感で、

アルミ樹脂複合サッシの体感温度の違いに衝撃を受けましたが、

数値で見ると、お~!こんなに違うんだって感じです。

 

※UA値(外皮平均熱貫流率):

屋根・外壁・窓などの断熱性能に関する値で小さいほど性能が高い

神奈川県の基準値は0.87(北海道0.46、青森県0.56、新潟県0.75)

 

当社の施工地域では準防火地域も多く、防火サッシが必須になります。

樹脂の劣化やコスト面などを気にされ、樹脂サッシはなかなかハードルが高い状態ですが、

これからの住宅を考える上で重要なポイントであることは確かです。

 

 

雨宮

 

 

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マナブハマネブ

日経アーキテクチュアに「意匠権ウォーズ」という特集記事が掲載されています。

建築物・内装の意匠登録ができる改正意匠法施行1年後の状況を伝えるものです。

 

その中に、フランチャイズグループを展開し企画住宅を販売している会社が、

まったくそっくりに盗用して建築販売しているビルダーを相手に訴訟を

起こしている件が出ています。

その記事のページに問題の住宅との比較写真が載っているのですが、

ここまでする?と思わず苦笑が漏れてしまいました。

10人が10人とも「これは盗用でしょ」というハイレベルです。

これを造りたいんだったらフランチャイズ加盟すればと思いますが、

お金のこととかあれこれあったのでしょうね・・・・・

 

ちょっと前までは地域差があれば全然問題に上がらないことでも、

インターネットが普及している現状ではすぐに露見するのは当然です。

 

昔から模倣はありましたし、著名な建築家の建物を参考にするのは誰でも

経験のある事でしょう。

今回のこの記事で盗用された住宅のデザイン構成も、建築家の難波和彦氏の

箱の家シリーズそのままですけど・・・・

 

しかしこの件に限らず、デザイナーからしてみれば、心血を注いだデザインを

無断で使用されるだけでも腹立つことなのに、相手側のほうが商業的に

成功していりしたら噴飯モノです。

 

建築の場合、お客様から「あんな感じがいい」なんていうのは、

よくあることではないでしょうか?

(プライドが許さないのでそれ以上を目指します!)

 

自然素材を使用した和のモダンを志向している人たちも、五十歩百歩、

吉村順三さんの影響を受けていますよね。

 

ワタクシも巨匠の作品集を穴の開くほど見ては真似したり、気になる建築家の作品を

建築雑誌でチェックしたりと散々してきました。

そこから少しずつ経験とともに洗練されていくのではないでしょうか。

知識を含めた蓄積のないところからの創作はないと思います。

 

「学ぶは、真似ぶ」

 

とまぁ、今回の記事の盗用されてしまった住宅のデザインは、

真似されるほどに気に入られたということですね。

でも、盗みは御用です。

 

設計/高橋

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怒涛の申請業務

ここ数ヶ月、建築予定の事務所併用住宅の申請業務でてんてこまいでした。

 

いつもは2階建ての専用住宅がメインで、

確認申請用に作成する図面もそんなに無いですが、

今回は3階建てでボリュームのある建物で、天空率や日影での検討があったり。

平行して、低炭素住宅の申請、ゼロエネ住宅の申請、BELSの申請・・・

 

初めての事も多く、同じような内容の低炭素住宅とBELSで、

作成する図面や計算書は同じでも、添付する設備の性能証明書類が違ったりとか。

いろいろバタバタしたりもしましたが、とにかく無事全ての申請が終わり、

そろそろ下りてきます。

 

ホッと一息です。

 

雨宮

 

 

 

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