5月末に竣工予定の新築のBELSの申請が終わりました。
BELSとは、★の数で家の省エネ性能がわかる認証制度で、
★の数が多いほど省エネ性能が高くなります。(最高★5)
笠原で建てる家は、標準でZEH基準相当の★5が取れる仕様になっています。
申請に必要な性能計算は自社で行っているのでよくわかるのですが、
同じ断熱材の仕様でも、サッシの違いで数値が大きく変わってくるんですね。
アルミ複層(LowE) ←→ アルミ樹脂複合(LowE)
で UA値(※) 0.1位違ってきます。
熱の出入りは、窓が7割ほど占めているので重要ポイントです。
以前、メーカーの体感ショールームでフレームの違いによる室温体感で、
アルミ樹脂複合サッシの体感温度の違いに衝撃を受けましたが、
数値で見ると、お~!こんなに違うんだって感じです。
※UA値(外皮平均熱貫流率):
屋根・外壁・窓などの断熱性能に関する値で小さいほど性能が高い
神奈川県の基準値は0.87(北海道0.46、青森県0.56、新潟県0.75)
当社の施工地域では準防火地域も多く、防火サッシが必須になります。
樹脂の劣化やコスト面などを気にされ、樹脂サッシはなかなかハードルが高い状態ですが、
これからの住宅を考える上で重要なポイントであることは確かです。
雨宮