先週末、三浦郡葉山町にフランク・ロイド・ライトの弟子の遠藤新氏の
建築(加地別邸)を観に行ってきました!
加地別邸・・・・10年くらい前、その門前までいきましたが建物の部分が少し見えるだけで
立地条件しかわからずじまいでしたが、擁壁からアプローチの大谷石の扱いは、F.L.ライトを
想わせて感動したものです・・・・(個人宅なので中にはいれないのはあたりまえ)
ところが、今、その建築全体を体感できるのです!
『加地邸をひらく 継承をめざして』という企画イベントがあり、
期間限定にて観ることができるのです。
知人にF.L.ライトを研究している人がいまして、その方からお教えいただいたのでした。
公共施設以外、なかなか建築家が創った建築物を観ることが(とくに内部)できないので、
今回は本当に貴重なことと思います。
F.L.ライト系に興味がないかたでも、建築に携わるかた(特に住宅設計)は必見だと思います。
空間の立体構成、建具や照明器具のディテールなどなど・・・・・
こんな機会は早々あるものではないでしょう。
建物内部の写真撮影は禁止ですが、内部には原寸調査した手書きの貴重な図面なども閲覧自由で
置いてありますし、一部を除いてほとんどの部屋に入ることもできますので、有意義な時間でした。
ご興味のある方は是非行かれてみてはいかがでしょうか?
11月で終了です。
設計/高橋