投稿者「笠原工務店」のアーカイブ

T様邸新築工事 現場レポート9

 

造作の家具類が取り付き、雰囲気もアップしてきました。

 

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キッチン上に黒鉄のオープン吊棚。

 

棚下には、ワイングラスホルダーを取り付ける予定で、

ちょっとお洒落なバーのよう。

 

これはウッドワンの「テンツリ」と言う商品なのですが、

階段の雰囲気と合っており、統一感もバッチリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

引戸にこだわった、オリジナルのキッチン収納。

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2Fワークスペースの背面収納

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工事も大詰め。竣工間近。

完成現場見学会やりますので、是非この雰囲気を直に感じて下さい。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓  詳細はこちら  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

   「犬と暮らす自然素材の家」完成現場見学会

     [ 2017.6.24日(土)・25日(日) ]

 

設計 雨宮

 

 

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T様邸新築工事 現場レポート8

内装の進行状況です。

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鉄骨階段が設置されました。

吹抜けに張られた、杉の羽目板に鉄骨階段が軽やかです。

 

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吹抜け上部のワークスペース。木製ルーバーの手すりが出来ました。

 

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吹抜けに面しているワークスペースは開放感があり、窓外の公園の緑で癒されますね~。

 

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キッチンの壁はタイル張り。

最近はキッチンパネルを張る事が多いですが、やはりタイルは味わいがありますね。

システムキッチンは、ステンレスカウンターに無垢板の面材のウッドワンのキッチンで、

あとは黒鉄のオープン吊棚が付きます。

取り付けた後がまた楽しみです。

 

設計 雨宮

 

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昨日、横須賀美術館にて開催中の

『デンマーク・デザイン/世界一幸福な国の暮らしのかたち』展に行ってきました。

 

什器・照明器具なども展示されていましたが、やはり一番は家具、とくにイスです。

ハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセンなどの有名なイス(当時のもの)が

展示されていました。

(現在の製品だったら贅沢なショールームですね)

 

巨匠といわれる建築家は、必ずと言っていいほどイスをデザインしますね。

それもまた、美術史に残るような名作です。

(イスがデザインできたら一人前だと聞いたことがあります)

 

私も30年以上前のセブンチェア(ヤコブセン)を4脚もっていますが、

ぞんざいな扱い方をしていましたので、大事にしなくてはと反省しました。

セブンチェア

会場には、それら家具のしつらえられたリビング空間の大きな写真が展示されていて、

天井の高さや奥行、窓の関係などとても気持ちの良い空間だなぁ~とほれぼれと見ていました。

 

展示スペースには、実際に腰かけて座り心地を体験するコーナーもありちょっと一休み、

ウェグナーの「ザ・チェア」の肘掛部分はとても美しいラインです。

今まで多くの方が私と同じように撫でたのでしょうね。

その部分の色が濃くなっていました。

ザ・チェア

この『デンマーク・デザイン』展で再認識したことは、

“丁寧につくられた空間は気持ちがよい”ということです。

私が建築を学んでいた徒弟の時分、師匠がよく言っていました。

「これは、気持ちがよい」

「これでは、気持ちがわるい」・・・と

 

美術館からの全面に広がる海を眺めながら、

気持ちのよい空間をつくりたいなぁ~と気分が高揚した、

とてもよい作品展でした。

 

設計/高橋

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T様邸新築工事 現場レポート7

GWもあっという間に過ぎ、日常が戻ってきました。

現場は、内装、外装と、6月末の竣工を目指し、良い感じに進んでます。

内壁は杉の羽目板に珪藻土で、羽目板が張り終わりました。

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外壁の吹付けも終了。

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黒とグレー、木の色の組み合わせが良いですね。雨樋もカッコいいです。

 

設計 雨宮

 

 

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「13年経っても木の香りで癒される家」OB様宅見学会レポートVOL.1

笠原工務店イチオシの人気企画、OB様宅訪問!

OB様宅訪問とは?

笠原工務店で家を建てられたOB様のお宅を見学者のみなさまと訪問し、

 

・家を建てようと思ったきっかけ
・設計の相談~建築中のエピソード
・笠原の家で暮らしてみて感じていること

 

について詳しくお話を聞かせていただく、笠原工務店イチオシの人気企画です。

今回は平成17年に完成した【自然素材をふんだんに取り入れた家】にお邪魔させていただきました。

 

OB様宅訪問はここがオススメ

【時間の経過とともに変化する自然素材の家】を実際に見学しながらお聞きするOB様の話は、これから家を建てようかと検討中の方にとって、とてもリアルで参考になる話ばかりです。
良いことも悪いことも、もっとこうすれば良かった!という思いも、すべて赤裸々に語ってくださいますので、私たちもドキドキしながら、OB様のお話を聞いております。

 

今回見学させていただいた【N様邸】の見どころ

まずはN様邸の見どころを予習しておきましょう。笠原工務店 OB様宅見学会_170422

■所在地 横浜市港南区上大岡東

■見どころポイント

見どころ1)構造材に山長商店 樹齢60年紀州産檜を使用

山長商店の木材について詳しくはコチラ

見どころ2)断熱材は麻入りセルロースファイバー

見どころ3)自然素材をふんだんに取り入れた室内:1階+2階床:無垢杉 壁:漆喰 天井:無垢杉板

見どころ4)建具にも無垢杉を使用

 

N様邸レポート、はじまりはじまり!

玄関を開けた途端に木の香り笠原工務店 OB様宅見学会_170422

見学者のみなさまの第一声が「うわー!木の香りがする!」でした。
13年経過しても持続する木の香りに癒されます。

 

N様
「私たちは慣れてしまって、あまりわからないんですけどね~」
「でも、旅行から帰ってくると、家じゅうの木の香りに気付くんです」

 

味のある無垢杉のフローリング笠原工務店 OB様宅見学会_170422

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13年経過して傷がついているものの、それがかえって使い込まれた感があり、イイ味を出しています。個人のお宅ではなく、まるで旅館に来たような趣です。最近、ワックスがけをされたそうで、ツヤツヤでした。

 

 

丈夫な漆喰の壁笠原工務店 OB様宅見学会_170422

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お孫さんが藁を取ってしまったそうです

N様邸の壁は漆喰に藁を混ぜたものを使用しています。

 

N様
「当時、『藁の量はどのくらいにしますか?』と聞かれたけれど、ちょっと見当が付かなくて(笑)いまは、もっと入れておけば良かった!と思ってますけど、でも満足してます。」

 

ご見学者様
「藁の部分が飛び出てますけど、漆喰がボロボロ落ちてきたりはしないんですか?」

 

N様
「落ちててくることはないですよ。孫が藁を引っ張って剥しちゃった部分もありますけど(笑)」

 

 

断熱材のセルロース+無垢の床で冬も暖か

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N様邸には床暖房が装備されていますが、ほとんど使用されないのだとか。

 

N様
「おそらく、セルロースの断熱材の効果だと思います。家の暖房に外気との温度差を知らせてくれる機能が付いているんですけど、朝起きて見てみると温度差が18度くらいあるんです。」
「無垢のフローリングのおかげもあるかも。無垢材って床暖房を入れなくても冷たくないので、あまり床暖房を入れる必要性が感じられなくて。」

 

 

湿気を防いでくれる無垢の床
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N様
「冬になると無垢床の継ぎ目が乾燥で広がり、暖かい季節になると水分を含んで継ぎ目が狭くなっているのが、目で見て分かるんです。だから湿気もあまり気になりません。夏の時期にはさすがに除湿をかけたりもしますけど。」
「無垢材が生きているんだな~と感じます。」

 

 

お孫さんの成長を記録する大黒柱

リビング中央に堂々と建つ大黒柱には、お孫さんの身長が日付とともに刻まれていました。

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笠原工務店 OB様宅見学会_170422

 

13年経ち、さらに味わい深い自然素材の家となったN様邸、いかがでしたでしょうか。

 

次回はN様の「家づくりをはじめたきっかけ」「笠原工務店を選ばれた理由」「悩まれたポイント」「後悔していること」をレポートします。

 

次回もどうぞお楽しみに!

 

(広報 佐藤)

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T様邸新築工事 現場レポート6

T様邸の外壁は、モルタルのリシン吹付になります。

 

その下地として、笠原工務店では「木ズリ・斜め張り」を標準として行っています。

斜めに張ることで、通気も有効に取れ、筋交いと同様の役割を果たすので、

外壁のクラック(ヒビ割れ)防止の役割も果たし、耐震性能もアップします。

 

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見ての通り、手間のかかる作業です。

でも、笠原の大工さんはこれを普通のこととしてやってきています。

安心して、安全に長く住んでもらいたい。

そんな家づくりしています。

 

 

設計 雨宮

 

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T様邸新築工事 現場レポート <番外編1>

僕と『エブリー』


T様邸の鈴木棟梁。

この日、鈴木棟梁は、自分専用の新車で、現場初乗り入れ!

今まで、共用の車を使っていたのですが、

やはり自分専用、それも新車となると嬉しさもひとしお、やる気倍増!

写真はちょっとすましてますが、嬉しいオーラが半端なく出てました。

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ちなみに、笠原工務店の車のナンバーは、そのほとんどが「6603」

会社の電話番号下4桁になってます。

 

この日は現場でT様と打ち合わせだったのですが、

現場に積まれている石膏ボードをテーブル代わりにしていました。

作業中なので、その上は木くず等がちらかっていましたが、

そのまま打ち合わせを始めたんですね。

でも、それを見た棟梁は、すかさず掃除機を掛け綺麗にしてくれました。

ありがとうございます。

 

目配り、気配りのできる棟梁です。

 

設計 雨宮

 

 

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T様邸新築工事 現場レポート5

断熱材<セルロースファイバー>の工事をしました。

セルロースファイバーは、新聞紙をリサイクルした断熱材です。

製造過程でもグラスウール製造時の何十分の一かの製造エネルギーしか必要としないため、

とてもエコ!

その他にも、調湿・防音・防火・防虫と、いろいろ優れた性能を持つ断熱材です。

これを、床、壁、天井に隙間なく充填していきます。

 

まずは床から。

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床が終わり、次に壁。山積みされた袋の山です。CIMG0070 CIMG0076  CIMG0085

 

 

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シートが張られた状態。ホースを使って充填していきます。

 

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上の方にも隙間が出来なよう、きちんと充填。

セルロースが充填されたところは、光を通さなくなりました。これで一袋分です。

ホースを入れる為にあけた穴は、専用のシートを張って塞ぎます。

 

 

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天井の施工も終わり、窓が閉じたこの空間で感じたことは、「あっ、静か」でした。

 

 

設計 雨宮

 

 

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建築中の葉山町T様邸にてお施主様にインタビュー!

葉山町T様邸にて、お施主様にインタビューさせていただきました!

 

笠原工務店に決めた理由(T様インタビュー)

 

笠原で建てようと決めてくださった理由をお聞かせください。

 

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(T様)
何年か前に、近所に笠原工務店で建てた家があって、建設中からずっと気になっていたんです。
自分たちが家を建てるときは、笠原工務店にお願いしようと思っていました。
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笠原工務店 葉山T様邸

プロの提案はやはり違う!

最初に思い描いていた設計プランから、大きく変更はありましたか?

 

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(T様)
自分で設計ソフトを使って作成したプランがあったんです。
それを打ち合わせのときにお見せして、要望をお伝えしました。

 

いま思い出すと、自分で作成したプランと現在のプランとで、だいぶ変わりましたね。
私が作成したプランは、住む人数に対して、ちょっと広すぎましたし。
「こんなに広くしなくてもいいのでは?」と、設計の高橋さんに言われて、そう言われればそうだな・・・と。

 

あとは使用する木材についても、黒い木をふんだんに使いたいと思っていたのですが、年数が経つにつれ色落ちしてくるというお話を聞いて、普通の木材を使うことにしました。
いまはこの自然な木が気に入っています。やはりプロの意見は大事ですね。

 

笠原工務店さんにお願いして良かったです。
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笠原工務店 葉山T様邸

笠原工務店 葉山T様邸

断熱材にセルロースファイバーを選んだ理由

セルロースファイバーの快適性については、どこでお知りになりましたか?

 

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(T様)
夏の暑い日にセルロースファイバーを使った施工中の家を見学させてもらいまして。
その日ずっと閉め切っていたそうなのに、ひんやりと涼しいのを体感し、自分たちの家でも使いたいと思いました。
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笠原工務店 葉山T様邸

笠原工務店 構造見学会 葉山

T様、詳しくお話し下さりありがとうございました!
設計担当の高橋と話されている様子は、お施主様と設計担当というよりも、同じプロジェクトのチームメイトのように見えました。

 

家を建てるというのは、ひとつの壮大なプロジェクトですので、お施主様と一緒にプロジェクトに参加できること、お施主様と深い信頼関係を築けることが、私たちのなによりの喜びです。

 

元気いっぱいなワンちゃんとの暮らしを中心に設計されたT様邸。
現在、順調に建築作業が進んでおります。
完成しましたら、また詳しくブログでご紹介いたします。お楽しみに!

 

広報 佐藤

 

T様邸新築工事 現場レポートはこちら

 

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T様邸新築工事 現場レポート4

ホウ酸防蟻を行いました。

 

安心・安全・健康・自然素材がキーワードの笠原の家づくり。

ホウ酸は、海水、淡水、岩石、すべての植物、土壊などに存在する”自然素材”です。

 

ホウ酸っていうと、ゴキブリ駆除のホウ酸団子を思い出しますが、

目薬、コンタクトレンズの保存液に配合されていたり、キャビアの防腐剤にも使用。

人のカルシウムの吸収を助ける為、骨粗鬆症のホウ酸サプリも存在するんですね。

 

虫は殺せるのに、人には安全って?

人間などの哺乳動物が「ホウ酸」を必要以上に摂取した場合、

腎臓の働きによって、尿とともに排出されるため、大量に摂取しない限り安全。

ほ乳類にとっての急性毒性は食塩と同程度だそう。

っていうか、食塩の急性毒性なんて考えたことないです。それ位安全ってことですよね。

 

一方、腎臓を持たないゴキブリ、白蟻、腐朽菌(地震による家屋倒壊の主要因のひとつ)などは、

細胞レベルでエネルギー代謝が出来なくなり、微量の摂取で死に至るという訳です。

 

また、ホウ酸は無機物のため、常温では揮発蒸発しないので、

シックハウスやアレルギーの原因にもならないんですね。

 

 

さて、実際の作業はというと、シロアリの侵入を防ぐため、

外部に面している壁の外側、内側、1F2F共、しっかりホウ酸を塗布し、

防蟻処理完了です。

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設計 雨宮

 

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